25年前の写真掲載は違法、新潮社に賠償命令 ロス疑惑
いわゆる「ロス疑惑」で米警察に逮捕された三浦和義・元会社社長(08年に死亡)の妻良枝さんが、「週刊新潮」に約25年前の自分の写真を掲載され肖像権を侵害されたなどとして、発行元の新潮社側に550万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が29日、東京地裁であった。三村晶子裁判長は肖像権やプライバシーの侵害を認め、77万円の支払いを同社側に命じた。>>続きを読む
問題とされたのは、08年3月6日号に掲載された写真。判決によると、米ロサンゼルスで81年に起きた銃撃事件後に無断で撮影されたもので、三村裁判長は「遠い過去の姿態を公表されることを望まないのは明らか」と指摘した。